下は、それぞれ別なお客さんが送ってくださった写真。
胴体のヒゴは磨いていないので、少しくすんだ柔らかい感じで色が深まっています。
左は、筍堀りに使用中のところ、右は、都会の街中で背負ってくださっているところです。


下は、底面をより頑丈に保護するため、竹の巾を広く取って直角にはめ込んだもの。四隅が竹によってカバーされます。
割れないように曲げるのは難しいです。

下は、実際に茶ベロを使用するところ。
左写真、奥の茶ベロは一年経過して色が変化したもの。手前の茶ベロはフタだけを新たに編み直したもの。
右写真、そのフタだけ新たに編んだ茶ベロの側で、茶葉を炒っているところ。

下は、直径1mの「大バラ(味噌バラ)」。
幅1.5cmの太いヒゴの網代編みで作っています。

下は、実際に軍鶏カゴを使用するところ。
写真はシャモではなくて普通の鶏。時々小屋から外に出して雑草や虫を食べさせたりするとのことで。

ツヅラ仕上げ

(ふち)をツヅラで括って仕上げています。ヒゴは特別に磨いています。


下写真は、蕎麦の実を木の棒で叩いて落とし、その後ふるいにかけてクズと分けたところ。
(下に蕎麦の実が落ちます)

縁巻き仕上げ

(ふち)を竹で巻いて仕上げています。下写真のヒゴは、磨かずにそのままの青さです。
編みたて直後の青々しさは、よく晴れた日などは数時間位しかもたず、すぐに水色へと薄まります。

下写真は、「粟通し」を使って、殻の付いた小麦を選り分けるところ。

ちなみに下は、針金(銅線)仕上げ。
左二枚は四つ目に編んだものをはめず、ただ底の六つ目だけのもの。ヒゴを磨き、皮を内側に向けて編んでいます。
一番右は、ウニの中身を洗うのに使うという漁師さんからの注文で、「粟通し」よりも更に目を細かく編んだもの。